危ないブロック塀に注意! - 庭WEB - カーサエクステリア。

危ないブロック塀に注意! その2

ブロック塀の控え壁は安全な構造を保つ為に必須です。その距離が長かったり、控え壁自身が無かったりすると倒壊の恐れが高く大変危険です

高さが1.2mを超えるブロック塀は控え壁を取ることが義務付けられています。その感覚は3.4m以下とされています。

上記のように感覚が広いもの、又は控え壁が無いものは、強い地震で倒壊する恐れが高く、実際に大地震ではこのような壁は多く倒壊しています。

 
ブロック塀を造るには、石垣の上ははっきり言って不適切です。きちんとした構造が保てないのと、わずかな揺れでも倒壊の恐れが高いと言われます

石垣や大谷石の上に設置されているブロック塀は、きちんとした基礎の造りが無く、塀の下の石垣に地震などの揺れに抵抗する鉄筋が固定されていない、もしくは浅い固定になっており、少しの揺れで塀が倒れる危険性を持っています。

 
土留めをブロック塀でする場合は、通常の構造と異なり、それなりの専門施工方法で行います。通常の壁と同じように造ったブロック塀の土留めは危険です

土留めにブロックを使用するには、それなりに強度の確認が必要です。例えば、土の高さが最高でも80cm以内であったり、土圧以外にも水圧を避けるための水抜きがあったり、ブロック土留の裏側に一定量の砕石を込める、基礎の大きさの検討等の施工方法も必要です。

左記に見られるような施工でのブロック土留めは地震により土圧の変化で倒壊する恐れがありますので、充分な注意が必要です。

 

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