樹木のオスとメスがあるって知っていました? / 庭WEB - カーサエクステリア。

樹木のオスとメスがあるって知っていました?

イチョウ 普段どこでも見る樹木。これらの樹木にオスとメスがあるのって知っていましたか?
専門的には「雌雄異株」「雌雄別株」などと言い、メスとオスが完全に株ごとに分かれている植物を呼んでいます。
これらはオス、メス関係なく花をつけますが、それぞれ雄花と雌花に分かれます。
これは知らない人は驚かれるかもしれませんが、圧倒的に樹木に多い属性です。
例えばイチョウ。イチョウもオスメス分かれますが、それぞれの実の個性が違います。
通常、イチョウは落ちた銀杏が臭く匂うために街路樹としてはメスよりオスの方が好んで植えたりします。
それ以外にも、オリーブ、モチ、モッコク、ソテツ、キウイ、サンショウ、ヤナギ、アケビ、アオキ、イチイ、ツゲ、マキ、カツラ、キンモクセイ、トリネコ、ジンチョウゲ、ソヨゴ、パパイヤ、ビワ、ポプラ、マタタビ、ヤマモモ・・・・・・などなど数えればきりがないくらいに「雌雄異株」は沢山の種類があります。
また、余談ですがスダジイのように1本の木の中にオスとメスがある雌雄同株の樹木なんていうのもあるんですよ。
ついでの話ですが、皆さんが食べているりんご。これはメスの実を食べているのです。
実はりんごは果実ではなく、偽果と呼ばれ、人が食べているのは種子の部分ではなく、花托と呼ばれる額の下の部分で雄しべの根元の一部分を食べているのです。

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