エクステリア&ガーデニング「カーサエクステリア」 エクステリアブログ Ichiro Obaによるエクステリアコラム

季節を感じる植木を植える場所って決まっているの?

日本人に生まれて良かったと思えるのは、なんと言っても四季を感じることの出来る環境に育つことが出来たからだと、多くの方々は考えると思います。

その素晴らしさを少しでも身近に置きたいと、自邸の庭にも四季折々の個性が目立つ造園を心掛ける人も少なくはありません。

樹木を愛する人は、自邸のエクステリアにシンボルとして玄関周りやアプローチ、あるいはリビングからよく見える位置に好きな樹木を植える方もいます。 場合によっては、シンボルツリーに四季を感じる落葉樹を選択する方もいらっしゃいますが、落葉樹系でも紅葉を愉しむ場合はちょっと植える場所を考えて見ましょう。
紅葉する樹木類は、充分に光があたる場所を植樹場所に選びたいものです。 というのも、紅葉させるには、出来るだけ樹木の葉の部分に日光を充分に当たらせる必要があるからです。 日光が強く当たれば当たるほど落葉樹の紅葉する樹木類は効果を現します。
また、住宅の周りでは様々な温度差があります。 例えば、建物の庭側(南側が多い)と裏側では温度が違いますよね。特に北側は、南側に比べて温度が一定しているとも言えます。
落葉樹で紅葉の愉しみを成功させるには、樹木の葉に日光が強くあたっており、出来るだけ暖かい場所に植えるのがコツです。
秋が深まってくると、暖かい日の翌朝の気温が急に下がって一挙に寒くなる時期があります。 この、紅葉する種類の落葉樹が一層深く色づく時期に、大変美しい色でわたしたちの目を愉しませてくれるようになってくれれば、その植樹は大成功といえるでしょう。

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